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2020.04.08

歯科治療が原因の金属アレルギー パラジウム合金

皆さんこんにちは、北九州市小倉南区中曽根東のしらゆりデンタルクリニックです。

歯科の保険治療で使える金属についてお話します。

日本の保険診療ではパラジウム合金を使います。いわゆる銀歯ですね。
パラジウム合金とはパラジウム及び他の金属が含まれていることを意味します。

 

実はこのパラジウムには毒性があります。
世界では、妊婦や小児にはパラジウム合金の使用禁止勧告の国が多く存在します。
ドイツ、スウェーデン、ヨーロッパ諸国などです。
理由は、将来金属アレルギーを引き起こすからです。

 

口の中は唾液があり、唾液に溶けた二種以上の金属が存在すると(イオン化傾向の違いで)電流がなれます。
電流が流れるのは金属が溶解した(イオン化した)ことを示します。
歯に詰めた金属パラジウムなどが溶け、歯に詰めた金属はパラジウム合金なので二種以上の金属が溶けだします。
スプーンを咬むとピリッとする感じです。(これをガルバニー電流といいます。)

唾液に溶けた金属イオンは唾液から腸管に吸収されます。
そして、血液中にその金属が巡り、体内に金属が蓄積されます。
そしてコップの水があふれるように、突然アレルギーが発症します。

またいつかお話しますが、コンポジットレジンもアレルギーをひきおこします。

 

しらゆりデンタルクリニックでは、為害性のない白い詰め物の審美歯科治療をおこなっています。
セラミック、ジルコニア、くわしくは、お問い合わせください。